架空の森

心のまま、感じるままに綴った詩です。

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都会の空が四角だと気付いたから

ちょっと足をのばして森の中

満員の通勤列車のごとく

うっそうとした草木がまとわりつくけど

悪い気はしないね

無理して買ったお気に入りのヒールとか

少し取れかかったネールとか

ほんと全部置き去りにして

あの夏に帰ろう





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ひぐらしが鳴いて
陽は西へたどり着く

浴衣の衿元
石鹸の香り

つないだ手と手
見れない目と目

下駄が石をかむ

歩く早さで
胸元の息
浅くなる


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その海を見たことはないけれど

深さなんて想像もつかないけれど

沖に向かう舟を

見つけたから




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君と繋がっていたときは

一人になっても平気だった

強がりなんかじゃなく

でも

君と離れてしまった今

独りの虚しさが

この胸を覆い尽くしている




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あまりに あっさりひいたので      

少し気分を害してます          

まるで私がふられたみたい




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「君には 何でも相談できるんだ・・・」


 最高で最低な

 彼の褒め言葉









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美しいままで終わらせるのか

雨に打たれて

朽ち果てるまで

見てみぬふりするのか

どちらが残酷なんだろう





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そういえば

見上げることが少なくなった

広がる空を 輝く月を

隣にたたずむ

あなたの顔を





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「信じる」といって

そうであってほしいと願った

「信じる」といって

そんなはずないと思い込んだ

結局 信じるといいながら

自分の考えを押しつけていた





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二人が交わす言葉の数に

もしも限りがあるのなら

「さよなら」を言う前に

使い果たしてしまおう




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Author:果ノ咲ナナン
詩と写真が好きです
このブログでは 考える、
ではなく感じてください

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